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アメリカのスタートアップが日本の寿司業界でイノベーションを起こす

This Week in Startups episode 783から。幹細胞を培養して本物の魚の肉を作ろうとしているスタートアップFinless Foods、共同創業者CEOのMike Seldenのインタビュー。

Finless Foodsというスタートアップ、食糧問題に対するアプローチがユニークで、興味深いです。一方で、無類の寿司好き日本人としては、こういうスタートアップの存在はなかなか受け入れがたいというか、それでええのか、という心境になってしまう。

本来、こういうイノベーションはアメリカではなくて、海に囲まれて魚と近い生活を長年やってきた日本で起きるべきやと感じてます。ちょっと見方を変えれば、アメリカのスタートアップが日本の寿司業界でイノベーションを起こそうとしているところに、いま我々は直面してるんやないかと思います。

別に日本vs.世界みたいな話がしたいわけじゃなくて。日本の政府と日本のスタートアップが、やっぱりちょっとイケてない。

国の税金使って数十億円の助成金を投じたり、今まで人がやってた作業をITやロボットを使って部分的に自動化したりすることで、漁業に携わる人たちを「救済」するのは、本当の意味でのイノベーションとは言わへんのではないでしょうか。

自分はいま京都に住んでいて、ご存知の通り、京都大学にはノーベル賞をとったiPSを始めとする幹細胞研究者が数多く在籍しています。

こういうスタートアップが、ここ京都で産まれないのはちょっと不思議です。誰かを説得してやってもらうべきか、それとも近い領域で活動しているスタートアップにエンジェル投資して方向転換してもらうか、それとも自分自身でこれをやるべきか。

やるべきことはたくさんありつつも、残念ながら自分には1つの人生しかないのが悩みどころ。ほんまに人生は短いです。

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