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Month: 11月 2017

The Kevin Rose Show #16 – Bitcoin’s true potential, with Andreas M. Antonopoulos

“Mastering Bitcoin/Ethereum”の著者Andreas AntonopoulosとKevin Roseによる1時間半ものビットコイン・トーク、めっちゃ面白い。

「暗号通貨は国がトランザクションを追えないから信用できない」という問いに対して、「Cash(現金)こそ国がトランザクション追えないものの代表格だ」という答えは納得。

自分が他人に1,000円を現金で渡したところで、日本政府はそのトランザクションを追えていない、という時点で実は世の中はuncontrollableな通貨にある程度対応してしまっているという考え方。

Red Herringってどうよ

日経新聞の記事から。

登山用地図アプリのヤマップ 世界トップVB100社に 米社が選出
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO23599100X11C17A1LX0000/

うちにも営業来たけど、30万円のお金払ってベンチャーにピッチさせて、無理やりトップ100とか言われてもねぇ。Red Herring(レッドヘリング)って、もう昔ほどのブランドも実態も無い。

以下、参考までに、うちの会社に届いたメール↓

Dear Colleague,

The Red Herring has the pleasure to make contact with Hacarus to provide this opportunity to possibly enter into the 2017 Red Herring Top 100 Asia Award. To be in the Red Herring Top 100 is a landmark event as it showcases the most promising technology or innovative companies in Asia for that year. The Red Herring Top 100 Asia will be held in Manila, Philippines in September of 2017.

Red Herring, since its beginnings and increasingly since 2003, has religiously advocated scouting the most creative ideas and the most audacious entrepreneurs regardless of their location. It is why we search far and broad. The payoff has often exceeded our expectation. Early on Red Herringscouted Spotify, blablacar, Delivery Hero, Supercell, Skype, Yandex as well as Facebook, Google, Yahoo, Skype, eBay, Salesforce, Baidu, Rakuten, Renren, and Zynga. Needless to say, we are continuing our effort and constantly reinforcing our footprint.

We welcome an initial study of Hacarus with complete details to be filled out by your company in order to start our official review by the RedHerring team. Based on a sample of the information below that we have researched on your company, we would like to hear more about your company through the online submission link further below. Note that we are not publishing any of the information below nor do we publish any of the data collected on the confidential submission form.

でもって、先方の代表(と言われる)Alex VieuxとSkypeで5~10分ほど英語で面談。散々、会社の業績やら将来の売上予測などについての質問を受けるも、同社が提供するサービスの具体的な内容や、ピッチにかかるお金の話は一切なし。

「世界的に有名な投資家の前でピッチできる」と言っていたけど、ウェブサイトにもどこにも、その「有名な投資家」の名前は出てない。

面談の際の”You know how things work from now on, right?”という表現が気になっていたところ、いきなり下記のような支払いフォームが送られてくる。

redherring

Early Birdと称して今すぐに$2,900払えとか、代表者以外の人間を呼ぶには追加で1人あたり$1,500払えとか、まぁ、凄い金額やね。先方のスタッフおよび(代表と言われる)Alexにお断りの連絡を入れるも、その後、数週間に渡って支払いの催促メールを送ってくる。

すんません、ぶっちゃけRed Herringのトップなんちゃらに選ばれるよりも、先週ブース出展&登壇したTechCrunch Tokyoの方がよっぽどメディア露出高いし、良質なリード獲得に貢献してます。

ちなみに、自分はこの手のベンチャーを「食い物」にする会社・団体・支援者と呼ばれる人たち、大嫌いですわ。

実質的なサービスを何も提供せずに、ただでさえ金銭的な制約が多いベンチャーからお金を取るのは、日本と世界のベンチャー振興において非常に問題な行為やと思います。というか、未だに、こういうpay-to-pitchな行為をビジネスとしてやっている人たちが存在していること自体が驚きですな。

過去にRed Herringのトップなんちゃらに選ばれたベンチャーには何の批判も意見も無いけど、これから同社からの営業を受けるであろうベンチャー経営者のみなさん、ほんまに気をつけて。

資金調達先、事業会社がVC上回る

今朝の日経新聞から。

資金調達先、事業会社がVC上回る
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23605190X11C17A1TJE000/

事業経験者が少なく、金融系出身者ばかりの日本のVCは、今後ますます事業会社に水をあけられるんじゃないでしょうか。

おかげさまで最近はあちこちから声かけを頂きますが、初めてお会いするキャピタリストには、最近いつも次の質問をさせてもらってます。

「ご自身でベンチャー企業を創業されたことはありますか?ご自身で創業した会社を売却またはIPOされたことはありますか?ご自身で人を雇用して、解雇したことはありますか?」

この回答がいずれもノーのキャピタリストには、申し訳ないですが、最初から面談をパスさせてもらっています。

その方が所属するVCにどれだけ高い評判があっても、その方にどれだけ投資実績があっても、これはもう自分のポリシーなので、仕方ないです。すんません。

血を吐くような環境でベンチャーを立ち上げて、イグジットして、それで得た経験や資金でもってVCに転身するケースが多いシリコンバレーのキャピタリストに比べて、日本のキャピタリストはハッキリ言って戦闘力が低いというか、口から出る言葉に「リアリティ」が全く感じられない人が多いです。

地べたを這いつくばってベンチャー経営をやっている立場からすると、「ホンマはこの人、ベンチャー経営のこと、なんも知らへんな」と、話してて一瞬で分かります。

自分が経営する今のベンチャーは、金融機関系VCと大学ファンドから投資してもらってますが、これは言うまでもなく、普通のVCが持っていないextraな付加価値やリソースを期待してのこと。

それこそ、金融機関が持っている圧倒的な法人営業ネットワークだったり、大学の知財だったり、いざという時のデットファイナンスの受け手だったり、そういうextraです。

個人的には、今後もっと事業会社によるベンチャー投資が活発になって、付加価値を持たないフツーの日本のVCは、市場から撤退して頂きたいです。

そして、その後に「我こそは」と思う百戦錬磨の起業家・事業経験者がVCに転身して、もしくは自身でVCを立ち上げて、ようやく日本はシリコンバレーと同じ土俵に立てるんじゃないかと考えてます。

ベンチャー起業家のみなさまへ。事業会社やCVCと付き合うのは、それはそれで大変で、場合によってはメリットよりもデメリットの方が大きいことも多々あります。

付加価値があるから事業会社で、という判断軸だけでなく、常に多面的な見方で、VC選びは慎重に。

あと、「これはもうアカンかも」という時に、親身になって相談に乗ってくれるキャピタリストがいるVCかどうか。この見方も大事です。自分は今まで何度も、これで助けてもらってます。

Episode 363 | Building Outbound Sales Processes

Episode 363 | Building Outbound Sales Processes

最初の営業資料とトークスクリプトはCEOが作るべきという点には強く同意。自分の経験上、CEOの時間の3分の2が営業に費やされるようになった時点で、営業担当を採用もしくは営業アウトソーシングを実施すべき。その前のフェーズでは、営業を雇ってもアウトソーシングしてもワークしない。なぜならCEO自身に案件獲得とクロージングのノウハウが溜まっていないから。