リバースメンターのススメ

今朝の日経産業新聞「経営者に年下の助言を、IDEO共同経営者に聞く、成功へ新視点提供」から。

この記事の内容は、あえて自分よりも年下のメンターを身の回りに置くことで、ソーシャルメディアや最新のトレンドなど、自分では見えていないことを知る機会が得られるっちゅー話。

日本では「教える」とか「メンタリングする」となると、なぜか成功者とか年配者しかやったらアカンみたいな雰囲気があるけど、そういう人はいっぺんでも海外に住んでみた方がええと思う。

New York 生まれのコミュニティ・スクール General Assembly なんかはまさに良い例。GA では「人は誰でも他人に教えるに値する何かを持っている」というコンセプトを元に、誰でも授業を『有料で』開催できる仕組みを提供している。

GA のコンセプトは今では世界規模で受け入れられていて、アメリカ以外にも香港やシンガポールなどの他の 英語圏 にも進出済み。残念ながら、非英語圏の日本は GA はまだ輸入されてへん。GA のコンセプトは日本の寺子屋そのものなんやけどね。

何が言いたいかと言うと、先輩と後輩の関係を逆転させて、年下の人に教えを請うというやり方である「リバースメンター」を実践する一番てっとり早い方法が、年下の人に対して自分が教える場を持つことやと思うんですね。

実は「教える」という行為は、教えられる側の人よりも、教える側の人の方が本来得るものは多い。これ自分の経験を通じての話。

自分もあらゆるトピックで 大学 や アクセラレーター で年下の人に教える機会があるけれど、自分と全く異なる物の見方や価値観に遭遇すると「なるほど、そういう考え方があるんか!」と驚くことがある。これらは全て教えるという行為が双方向のコミュニケーションの上に成り立っとるからなんやね。

なので、年上でも年下でもメンターなんか探しているヒマなんかあらへんという人こそ、教える場を持てそうなオファーがあったら即 OK して頂きたい。そして、教えるという行為を通じてリバースメンターを実践してもらえると経営者としてもっと成長できるのではと思う次第です。

PS.
今度、角川アスキー さんからのオファーで高校生と彼らの進路相談を担当する教員の方々に対して「起業という選択肢もあるんですよ」セミナーを開催する機会を頂きました。お相手が高校生と教員の方ということで、こちらも今から楽しみにしております。

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