あらゆるスタートアップがコピーすべき Google で学んだ7つのこと

全米3位のアクセラレータ AngelPad の創業者 Thomas Korte による、「あらゆるスタートアップがコピーすべき Google で学んだ7つのこと」について。

1. Ask “why not”? … not “why!”

「なぜ?」ではなく、「なぜそうでないのか?」を問うこと。例えば、セルゲイ(Google の創業者)はいつも「なぜもっとやれないのか?」「なぜもっと速くならないのか?」「なぜ既存のルールを壊す事ができないのか?」と問い続けていた。

2. No Opinions, just Data!

Google では会議に出席して “I think … (私の考えは …)” と発言することは許されない。A/B テストの結果などのデータが全て。データが無い状態で会議に挑むと、意見だけが先行して、結局一番声の大きい人の意見が通る。

3. There is no such things as over-communication

コミュニケーションの取り過ぎなんてことはありえない。Google では MoMA という社員向けのイントラネットがあって、IPO の前までは、社内のあらゆる情報がイントラネットで共有されていた。あらゆる情報が共有されて、over communication (コミュニケーションの取り過ぎ)とも言える状態になると、会社が完全に透明化されて、社員は会社を「信用」するようになる。

4. Ask for forgiveness, not for permission

Google では本をスキャンしてオンラインに載せたことで、問題になったことがあった。結果的にそれが Google Books につながったが。タクシー配送サービスの UBER は、ビジネスを始める際に政府やタクシー業界に permission (許可) を事前に得たわけではない。とにかくビジネスを作り出して実践しただけ。後から forgiveness (許し) を請う形で良い。このカルチャーはシリコンバレーでは他の土地よりも根付いているが、もっと根付かさなければいけない。

5. Hire for the company, not for the job

Google が成功した理由の1つは明らかに hiring (雇用) だった。スタートアップでは、job (職種) に合わせて人材を雇用しては絶対にいけない。例えば、UX デザイナーという職種だけで人材を採用した場合、その人材は数ヶ月後には必要なくなるかもしれない。それは会社で必要とされるスキルやテクノロジーが常に変わり続けるため。代わりに、会社のカルチャーにフィットする人材を雇用する。Google では “Do they solve problems?” (彼らは問題を解決することができるか?)、そして “We hire people lile us.” (我々は自分たちに似た人材を雇用する) というルールがあった。

6. Give a license to dream

Google では仕事に全く関係ないプロジェクトに自分の 20% の時間を使うことが許された。とてもスマートな人材に、会社が定義した業務範囲以外の自由な枠を与えると、とんでもなくクールなものを作ることが分かった。昔、マリッサ (元 Google 副社長) が調査したところ、2005 年にローンチされたプロダクトは半分が、実は 20% の自由時間によって作られたものだと分かった。

7. Think money last and users first

ユーザーを優先させ、利益は最後に考える。今はアプリの削除なんて一瞬で出来てしまうので、ユーザーに対して正しいことを行わなければ、あっという間にユーザーを失うことになる。逆に、ユーザーに対して正しいことをやり続ければ、利益は後から自ずとついてくる。ただし、これは利益のことを全く考えなくて良いということではない。
Google はクールなテクノロジーだけを作って、利益のことを考えていない会社だと言われることが良くあるが、実際はそうでない。Google では “Build cash register early.” (収益源をできるだけ早く作れ) という格言がある。

転載元:ファウンダー・インスティテュート関西 Facebook Page

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