物事を立ち上げられる人とそうでない人

昨年の暮れから立ち上げに関わっている、シリコンバレー発のスタートアップアクセラレータ「ファウンダー・インスティテュート関西」ですが、ようやく第1関門を突破することができ、5月14日のプログラム開始が正式に決定しました

これも一重に、応援してくださった皆さんのお陰だと思っています。プログラムが実際にスタートしたわけではないので、まだまだ安心できませんが、ひとまずシリコンバレーの FI 本体からも関西の熱意は認めてもらった形です。

さて、今回のブログのタイトルですが、ズバリそういうことです。自分も過去にスタートアップを何度か創業しているので良く分かるのですが、残念ながら世の中には物事を立ち上げられる人とそうでない人が存在します。

まず前者のタイプですが、これは要するに、あらゆる事を「自分事」として捉えることが出来る人です。例えば、スタートアップの創業期では CFO だろうが CTO だろうが、人手が足りないのが当たり前の状況では、誰であろうと目の前のタスクを拾って実行します。そのタスクを excellent にこなせるかどうかは、この際どうでも良い話です。

エンジニアがマーケティングをやる、財務担当がリーガルを兼ねる、新しいメンバーの面接は社員全員で何十回もやる。これがスタートアップの当たり前の環境です。

これが出来ないタイプの人が共同創業者に含まれていたりすると、後々の空中分解につながるワケで、実際に自分はそういったチームをかなり数多く見てきました。肩書きは全員同じ「共同創業者 / cofounder」であるにも関わらず、創業メンバー間に温度差が感じられたり、抱えているタスクの量がかなり異なったり、意思決定のボリュームが大きく違う場合は要注意です。みなさんも心当たり、ありませんか?

あともう1つ前者のタイプに共通して見られる傾向が、「やれることをとことんやり抜く心構え」です。例えば、マーケティング1つとってもネットで調べれば30分程度で best practice (成功事例・最優良事例) が分かるのに、それやらずに自分の知っている方法をちょこちょこっとだけやって、やった気分になっている人はその分野のプロであっても多いです。

物事を立ち上げられる人は、目の前のタスクを達成するためにあらゆる手段を考案して実行し、その結果、目的達成の角度がまだ低いなら、さらなる手段を考案して実行するというサイクルを目的達成するまで延々と繰り返します。逆に、最初から他人任せの気持ちでいる人や途中で手を抜く人は、過去に何も物事を立ち上げてこれなかった人に共通してみられる傾向だったりします。

後者の「そうでない人」は、口頭では熱意のあるようなことを言ったりはしますが、実際問題、行動のスピードや行動のボリューム(=運動量)が全く足りていないことが多いです。「創業初期のスタートアップの生死は、その運動量で全てが決まる。」という訓戒に近い有名なセリフがありますが、自分もまさにその通りだと思っています。

もし、共同創業者選びに迷っている方がいれば、自分のアドバイスはただ1つ。それは「しばらく一緒に仕事してみて、一番運動量の多い人を共同創業者に迎えましょう。」これに尽きます。

さて、そんな熱い気持ちでスピード感満載のファウンダー・インスティテュート関西ですが、現在メンターの方々を募集しています。すでに世界各地からメンター参加の OK を頂いており、今後も起業経験のあるメンターの方々を世界から関西に呼び込みたいと考えています。

「面白そうだ!」と思って頂いた方は、http://fi.co/mentor/461 からプロフィールを送って頂くか、このブログの 問い合わせページ から直接ご連絡ください。ぜひお待ちしています!

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